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最近クリエイター志望の若者と話す機会が多いのだけれど、そこで気づかされるのは、彼らの中に過去の映画(特に80年代以前の作品)を見たことのあるという人が、驚くほど少ないことだ。

例えば「キューブリックをどう思う?」と聞くと、「キューブリックって誰ですか?」という答えが返ってくる。「デ・ニーロの映画で何が一番好き?」と聞くと、「見たことがありません」と言われてしまう。「ではきみは、昔の映画を見たことがあるの?」と聞くと、たいていが「テレビでやっていたものくらいなら……」という答えしか返ってこない。

今の若い人の間では、映画を体系的にとらえようという人は少ないようだ。見るのは専ら近年の話題作ばかりで、歴史を辿ってみたり、系譜をひもといてジャンルごと理解しようとする人はほとんどいない。

映画を体系的に理解するための7作品 - ハックルベリーに会いに行く

映画に限らず体系的にモノを捉える力というのが弱まっているのではないか?


国語・理科・算数(数学)などの”お勉強”で一番に身につけるべきなのは、物事を体系的に捉えることだと思うのだが、所謂ゆとり教育とおりからの詰め込み方受験勉強対策の弊害でその力を身につけずに社会に出て行く人が多いのだと思う。

おそらくそれは今に始まったことではない。
ただ、オタク(趣味)というのがそこを補う役割を担っていたのが、もはやそうではないということではないだろうか。
岡田斗司夫が「オタクは既に死んでいる」といったことは、そういう意味でもあったと思う。

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2010-01-17

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本当にこれは実感する。

更にはクリエイターを育てる学校自体も就職前提のオペレーター教育に徹していて、大学ですら結果そうなってしまってる。

更にデジタルハリウッドのような使い捨てオペレーターを量産していた学校を毛嫌いしていた業界自体も自社教育の余力が無いせいでオペレーターを要求する現実もある。(大手の制作会社に直接聞いた話し)

とりあえず仕事が右から左へ流れていけばいいだけだし、ハリウッド文化の浸透で脳みそフニャフニャになった連中の財布から巻き上げられるものを適度に量産できればいいし、人材なんて使い捨てが基本なので創造性なんて基本どうでもいい。

おそらくこの国からはクリエイターと呼ばれる人間は一切居なくなると思う。
あるいはクリエイターの定義が全く違うものになるはず。

創造のための知識など殆どにおいて無意味なのだ。一般的には。 

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